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カイゴの学校

介護について、現場での体験を交えながら、分かりやすく。

【2016年版】プロがオススメ!絶対に読むべき介護の本10選 

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お久しぶりです。仕事がすごく忙しい事もあって更新できずにおりました。読書の秋は、もうすぐ終わりそうですが、オススメな介護の本を紹介していきたいと思います。マンガから実用的なものまで、ゴチャ混ぜではありますが、お付き合いいただけると! 

  • 私が実際に購入し、読んだ書籍だけを対象としています
  • あくまでも私個人の感想です。購入の際は、改めてご検討下さい。

プロが選ぶオススメな介護の本 10選

■これならわかる<スッキリ図解>介護保険 第2版 (2015年版)

これならわかる<スッキリ図解>介護保険 第2版 (2015年版)

これならわかる<スッキリ図解>介護保険 第2版 (2015年版)

 

「2025年問題」とは、この年に団塊世代がみな75歳以上となり、要介護者の数がよりいっそう拡大すると予測されている問題のことです。
この2025年まで、あと残り10年。国はこの問題に対応するべく、介護保険制度の抜本改革に乗り出しました。その大きな改正が2015年4月に施行されます。

“わかりやすい”と大好評の「スッキリ図解」シリーズでは、難解な介護保険制度と、その2015年の改正について、できるだけわかりやすく解説します。

介護保険の仕組みから申請までがコンパクトにまとまっています。専門用語はザッと飛ばして結構ですので、ケアマネや介護関係者などと会う前の段階で、読んでおくことをオススメします。面倒な場合は文章は読まずに図解された箇所だけでも良いかと。

 

 

■昼、介護職。夜、デリヘル嬢。 

昼、介護職。夜、デリヘル嬢。

昼、介護職。夜、デリヘル嬢。

 

 「昼、介護職。夜、デリヘル嬢。」-。過激なタイトルだが中身はシリアスである。高野山真言宗僧侶でもある作家、家田荘子さんが過酷な介護現場への潜入取材やインタビューを重ねて書き上げた渾身のルポルタージュ。女性介護士らは低賃金にもかかわらず3Kといわれる重労働や日常的に受けるセクハラに耐え続けている。介護職だけでは食べていけず、中にはやむなくデリバリーヘルスなど風俗の副業を持つ女性も。それでも「介護の仕事が好き」と言い切るのだ。彼女らの姿からは高齢化社会の暗部も見えてくる。(古野英明)

 

介護の仕事をされている方には、掛け持ちされている方も多く、風俗や水商売の方も、もちろんいらっしゃいます。私が施設で勤務していた頃も、BARでスタッフとして5時まで働き、そのまま早番に出勤する、という方もいました。だいぶ若かったこともあってか、どうにか継続されていました。介護職員の生態の一部を知ることに有用な1冊ではないでしょうか。

 

■ハードロック介護!

ハードロック介護!

ハードロック介護!

 

 1日15万PVのホッコリ介護4コマが話題のブログが、ついに1冊に! 
暗い、汚い、ツライ……そんな介護のイメージをぶっこわす!

介護士コバヤシが、明るくてふっと笑えるような
介護施設での日常を4コマ漫画にしました。

ご家族の介護に疲れてしまった人、
介護士として働くのがしんどい人、
まだまだ介護とは縁遠いと思っている人にも読んでもらいたいあたたかくて、
介護生活がもっと楽しくなる施設での毎日です。
介護が楽しくなるヒントがきっと見つかります。

 

すごく失礼な意見になるかも知れませんが、こういった職員が増えてほしくない、という反面教師的な意味での、オススメ書籍となります。というのは、こういった無駄にポジティブさを見せる職員は、現場の他の職員を疲弊させることが多いからです。また、そういったポジティブ職員ほど、燃え尽きるのも早く、施設を転々としてしまっているといった事も多いです。日常業務を、いかに仕組み化し、スタッフが無理なく働ける環境とすることができるか。それとは逆行してしまう典型だと感じました。たまに来られる家族から見ると印象は良いですが、長期的にみて、利用者に良いサービスの継続を邪魔してしまうこととなる可能性が高いです。

 

  

■自立神経を整えるぬり絵 日本の二十四節気をぬる

自律神経を整えるぬり絵 日本の二十四節気をぬる

自律神経を整えるぬり絵 日本の二十四節気をぬる

 

日本には二十四の節気があることを知っていますか? このぬり絵は、1年の季節を24等分した二十四節気をテーマに絵柄を作りました。ぬり絵を通して日本の四季を深く知る事ができます

 

さらに、"自律神経研究の第一人者である順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生が考案した自律神経を整えるためのメソッドにもなっていて、心と身体のバランスを整える効果もあります。

 

ストレス解消、認知症予防、疲労回復、不眠解消…など、1日15分ぬる。これだけで様々な効果が期待できます!

 

大人がぬり絵?と、私も働き始めの頃は思っていました。ですが、細かく手を動かす動作であることや、自分で色を選ぶという行為、仕上がった時の達成感、など、さまざまな効用があるということに気がつきました。特に、日本の季節をテーマとしたものや、過去の町並みや風景をテーマとしたものは、職員と利用者の間にコミュニケーションが生まれやすくなります。塗る本人も楽しめて、周りにも良い影響が見られる、本当に素晴らしいツールではないでしょうか。

 

 

■おうちで作る 介護職クッキング入門

おうちで作る  介護食クッキング入門

おうちで作る 介護食クッキング入門

  • 作者: 齋藤郁子,菊谷武,中村育子,真井睦子,吉田貞夫
  • 出版社/メーカー: 日本医療企画
  • 発売日: 2016/09/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 
“噛む・飲み込む”機能の低下した人がよろこぶ、安全でおいしくて食べやすい食事を作りましょう。
手間をかけずに、かんたん調理! コンビニやスーパーで購入できるレトルト食品や調理済み食品、かんたんに作れるお惣菜などからアレンジする介護食レシピをまとめました。 

 私は、グループホームでの勤務経験もあります。グループホームでの食事は、基本的には、利用者と職員が一緒に作業をして作るんですね。時間の都合などもあり、職員のみで作ってしまう事も多々あるのですが…。利用者の中には、飲み込むことが上手くできないこともあって、その方のために、ミキサーを用いて、食事を作り直したり。経験された方はご理解されていると思いますが、ミキサーにかけると、色が変化するのはもちろんの事、粒子が細かくなった分、拡散されやすくなって、香りがキツく出てしまうんですね。風味が全く違ってくるんですよ。そういったこともあって、私もいくつかの料理本を参考にしていました。

 

 

■今日も私は、老人ホームの看護師です 

今日も私は、老人ホームの看護師です (コミックエッセイ)

今日も私は、老人ホームの看護師です (コミックエッセイ)

 

老人ホームに勤務する看護師が、「大好きな仕事で得た知識や経験を同業の仲間のために生かしたい」と描いたマンガ。最初から最後まで笑えるのに愛情あふれる一冊。看護や介護に従事する人はもとより、入居者家族にもおすすめ。抱腹絶倒のコミックエッセイ。

 正直、介護施設で一番大変な職種というのは、看護師ではないでしょうか。人数の足りないと言われている介護士よりも圧倒的に人数は少なく、小さなデイサービスくらいだと、当日1人、最大2人程度かと思います。体調の変化が多く、様々な事故のリスクの多い施設内の医療的責任を負っている訳ですよね。休日なのに、オンコールといって緊急時の電話担当になっている方もいますし…。そんな看護師の大変さが分かる1冊となっています。

 

 

■はじめての成年後見 これで安心!これならわかる後見人の心得お教えします

はじめての成年後見―これで安心!これならわかる 後見人の心得お教えします

はじめての成年後見―これで安心!これならわかる 後見人の心得お教えします

 

・Q&Aで制度の仕組みや成年後見人が出会う疑問点や心配事をわかりやすく解説。
・ある家族の物語を通じて、成年後見人として行うべきことが、流れに沿ってわかる。

認知症の方や、単身のみの方で施設に入所される方など、「成年後見制度」を利用されることが多くなっています。私も施設で司法書士の方と利用者の面談に立ち会ったことがあります。今後の様々なことに備え、こういった制度がある、ということだけでも知っておく必要があると思います。

 

  

■「ユマニチュード」という革命:なぜ、このケアで認知症高齢者と心が通うのか

「ユマニチュード」という革命: なぜ、このケアで認知症高齢者と心が通うのか

「ユマニチュード」という革命: なぜ、このケアで認知症高齢者と心が通うのか

 

私たちが良かれと思って行っているケアは、高齢者の健康維持を害してしまっているのかもしれません。
人が人に寄り添う病院やホームなどのケアの現場では、こうした「哲学」ともいえる問いが不可欠なのです。

フランスで生み出された、認知症高齢者が穏やかな人生を取り戻すケア技法「ユマニチュード」。
本書は、その考え方と技法の実践を開発者自らが語り下ろした本です。

NHKなどでも、大きく取り上げられている「ユマニチュード」ですが、それは、魔法でも、革命でもありません。介護職員が「出来ていて、当たり前のこと」です。正直、なぜここまで大きく取り上げているのか納得できません。そして、残念なことかも知れないのですが、認知症が大きく改善される特効薬ではないです。外部の方から、「ユマニチュードって、凄いんだろ?前にテレビでやっていたよ」と言われることもありますが、あれはあくまでも大きく改善されたわずかなうちの一つだと思っています。それでも本書をピックアップしたのは、アタリマエなことをできていない介護関係者も多いということからです。

 

 

■独居力

独居力

独居力

 

 「電気製品が使えない」「重いものが持てない」など、驚くほど日常的なことが不安を増大させ、より切実な問題として、一人暮らしは不安感や孤独感に陥りやすく、社会的に孤立する場合が多いという事実です。

 買い物依存や悪徳商法被害、「片づけられない」悩み、孤独感や喪失感などを抱えている高齢者の悩みに応えつつ、カラダのこと、お金のこと、備えあれば、憂いなし!の方法を伝授する。

 あまり想像しないかも知れないのですが、仲の良い夫婦でも、同じ時期に人生の終盤を迎える確率は低く、どちらかが残ることとなります。また、子どもと老後も同居している人もそう多くはいないかと思います。体は健康で長生き、だけど独り。そういった状況になることを覚悟し、準備を進めておく必要があるかと思います。地域で一人暮らし、いわゆる独居の高齢者がなんと多いことか。。その方々の気持ちを知る上でも、また、自分自身の老後の先の、「超・老後」をイメージする上でも貴重な1冊になるかと思います。

 

  

 ■旅のことば 認知症とともによりよく生きるためのヒント

旅のことば 認知症とともによりよく生きるためのヒント

旅のことば 認知症とともによりよく生きるためのヒント

 

認知症を抱える本人や家族、そして周囲の人たちが、それぞれの「状況」において抱えがちな「問題」がどのようなものであり、それをどのように「解決」することができるのか、ということをまとめています。このような工夫を知ることで、直面している問題を解決したり、これから直面するかもしれない問題を事前に回避したりすることができるようになります。

この本は、「パターン・ランゲージ」という手法で作られており、書籍のパターンを活用することで、認知症になったとしてもよりよく生きることを本人、家族、またそれを取り巻く一般の方と考えていくことができるものとなっています。特に、今後の介護に携わる若い人には是非、読んでいただきたい書籍です。

旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント web site

 

 

終わりに

 上記の10選以上に、オススメしたい書籍が山のようにありますが、他のブログでは紹介されていないような書籍をピックアップしてみました。今後、追記があるかも知れません。

 

Tomorrow never comes!  see,you!
(明日は必ずやってくるとは限らない→今日できることは、今日せよ!)